"自然エネルギーの真実" ~山田征さん講演会~

27日、東京からはるばる山田征さんにお越しいただいて、"自然エネルギーの真実"についてお話を伺いました。

 

山田征さんは、今から40年近く前、まだ"有機農業"という言葉が世に出てくる前から学校給食を食べる子どもたちを、農薬や添加物の多い食品から守るために、自ら土に触れ活動されてきた方です。

その他にも、併行して反原発運動や沖縄の空港問題など様々な活動を続けてこられました。

最近は、今回の講演の趣旨でもある"自然エネルギーの真実"について全国各地を回られているとのことです。

 

今回のお話は、ひとりでも多くの方々に知っていただきたい内容ですが、ここで書きつくすことはできない程盛りだくさんの中身の濃い内容でした。 お話はとどまることなくみっちり2時間に渡りました。

 

まず、「自然エネルギー」「再生可能エネルギー」という言葉に代表される流れは、最近ではエコロジストのみならず、

一般にも普及し、原発に代わる代替エネルギーとして誰もが信じてやまない大きなうねりですが、

これは東日本大震災前、民主党政権になる前の自公政権時代から経済産業省が仕込んできた国策に他ならず、

実態は、その言葉とは裏腹に、「自然負荷エネルギー」であるという事実です。

その目的は・・・そう、GDPを押し上げるための政策です。

 

なぜ自然エネルギーと言われる「風力」や「太陽光パネル」が自然に負荷をかけるものであるか、ということは長くなってしまうので、ここでは簡単に説明します。

 

まず、太陽光パネルは、大きく分けてパネル・インバーター(変換機)・バッテリーの部品が必要ですが、それらの製造には大量のエネルギーが必要であるにも関わらず、その耐用年数は5~20年程度ということ。

つまり、後々には大量の産業廃棄物(危険物)が生まれてきます。 

因みに、15年後には500万枚のパネルがゴミとして出てくる試算があるようです。

そして、メガソーラーなどを設置する場合は、その地の除草のために、大量の除草剤が蒔かれ、土壌や水を汚染していくものであるということ。

 

次に、風力発電。 風車を建てるためには、一基作るだけで10トントラック×740杯以上の土を運び出し、代わりに2000トン以上のコンクリートで埋め立てる必要があります。

更に、そのためにトラックが往来するための道を山を切り拓いて建設する必要が生まれます。

これは確かにGDPを押し上げていく格好の材料になりますね。

そうして建てられた風車は、風の力だけで動いていると思われがちですが、実は信じられないことに外部電源(火力など)の助けが必要だということです。

 

 

では、原発をやめたら"代替"エネルギー"はどうするのだ??!!

という意見が当然でてきますが、実は代替エネルギーなどなくても全く問題ないのです。

 

その理由は、そもそも原発を作る際には、原発が天災などによって緊急停止した時に備えて、原発の出力と同じ出力をすぐに出せるように、バックアップとして火力発電が用意されているのです。

つまり、原発建設には火力発電建設がセットになっているということ。

だから、原発などなくても、代わりの風力や火力がなくても全く問題ないということです。

 

まだまだ書きたいことは沢山ありますが、長くなってしまうので、このくらいにします。

「原発の代替エネルギー=自然エネルギー」という図式は、経済成長のために、全くもってムダなことを推し進めるために国民を巧みに欺き、人間以外の生き物たちのいのちを次々と削り取っていく政策に他ならないわけです。

人間以外の生き物たちのいのち、とは、つまり、人間のいのちそのものなのだ、ということにそろそろ気づいてもいいと思いますがいかがでしょうか?

 

改めて、情報を鵜呑みにすることなく、自分で感じて、考えて、政策に流されることなく、「未来から預かりしもの」として、この地球を守っていく責任を感じました。

 

東京からお越しいただいた山田征さん、そして、征さんと繋いでいただいた江口晶さん、どうもありがとうございました。